写真:佐々木信義

建築大工 佐々木信義

一級技能士(建築大工)職業訓練指導員(建築)

1955年生まれ 青森県出身 江別市在住

実は船木建設には佐々木という大工が3人います。同じ姓ですが親戚ではありません(笑)。私は青森出身で、親は大工でした。高校卒業後、親に大工を勧められ、大工見習になりました。棟梁は結構厳しい人で、教わりながら一つひとつ覚えていきました。当時は断熱気密の技術がなかった時代です。

 

大工見習いで5年修行し、年季明けした際に、親方に、北海道に一緒に行かないかと誘われ、以来ずっと船木建設でお世話になっています。大工一筋でほかの仕事はしたことがありません。多い年は年間10棟くらい家を建てているので、通算ではすごい棟数になるかと思います。

船木建設は「ごまかしません。」という看板を背負っています。大工も船木建設の社員として、その言葉を背負っています。大工仕事で「ごまかす」というのは要するに手を抜くということです。釘の本数を減らすとか細かい気配りをしないとか・・・。そういう手抜きを許さない姿勢が大工個人個人、そしてチームとしてしっかりあります。

 

住宅の断熱気密性能は一昔前とかなり変わりました。新たな技術を覚えながら現場で実践しています。昔からある大工の技術も役に立つので、若い大工に伝えたりしています。現場ではあわてず丁寧に仕事をすることを大事にしています。それが安全対策にもなると思っています。

 

船木建設は大工に対する待遇も良いと思います。大工という仕事は、できた時の達成感、仕上がりへの満足感が大きくて、この仕事を選んでよかったと思っています。

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