親も札幌で建築関係の仕事をしていたし、親戚も建築関係が多かったですね。私もアルバイトで現場に入ったりしていたのでその影響か私も大工の道を選びました。自分に合っているかなと思いましたし、作る楽しみを感じたので。最初は厳しい親方の元で仕事を教わりながら新築戸建て住宅をたくさん経験しました。
大工として一人前になる目安は5年くらいといわれますが、私が棟梁として現場を任されるようになったのも大工見習になってから5~6年くらいです。在来、ツーバイ、プレハブなど工法もいろいろありますし、新たな技術も増えてきます。勉強しなければならないことはたくさんあります。新築よりリフォームのほうが難しく、ツーバイやプレハブで建てられた住宅の場合はリフォームで苦労します。
船木建設に入社したのは2006年です。船木建設は若い大工が多く活気があるし、造作などに必要な機械や材料が豊富にそろっています。大工にとってこんな恵まれた環境が整った工務店は滅多にありません。常に材料と道具が揃っているというのは大工にとって、とてもありがたいことなんです。
一番気を付けていることは安全対策です。今後も、自分や仲間のケガに気をつけて頑張りたいと思っています。