船木建設に大工として2022年春に入社した佐藤優樹です。
人口約1000人、初山別村の出身です。実家は農業をやっていますが、親からは「農業は厳しいから継がなくていい」と言われ、子どもの頃から憧れていた大工の道に進もうと、船木建設に入社しました。
初めて大工の仕事を目にしたのは、小学校4年か5年生の時。自宅の内装リフォームに来てくれた地元のベテラン大工さんが、寸法を測って材木を切ったり、釘を打ったりする様子を「すごいなー」と見ていました。その後、中学校の職業体験で、その大工さんと再会。天井に木を打ち付ける作業を一日がかりで一緒にやり、この時「将来は大工になろう」と心に決めました。
船木建設は求人募集で見つけました。札幌の大手企業なども考えましたが、「地元に愛されている」と書かれていた言葉が心に留まり、入社を決めました。また、初めて一人暮らしをするにあたり、江別は学生が住みやすい街と聞いていて安心感がありました。
建築を専門的に学んだことがなかったので、今はゼロから勉強する日々です。先輩たちは皆優しく教えてくれます。大工の作業は、のこぎりで木を切って、金づちで釘を打って…といった手作業のイメージでしたが、電動式の丸鋸やドライバーを使うことが多くて驚きました。入社して間もない頃は、重い物を運んで筋肉痛になっていました。でも最近は少しずつ筋力がついてくるようになりました。
現場で一番気を付けているのは、怪我をしないこと。また、作業で分からないことはすぐ先輩に聞き、今自分ができる作業を精一杯やることを心掛けています。将来、一人で家が建てられるぐらい、いろいろな技術を身につけていきたいです。