断熱換気素材感にこだわる注文住宅

年900棟の家をリフォームしたからこそわかる丈夫な家づくり

1959年創業、江別の船木建設は、自社設計施工の新築注文住宅とリフォームを60年以上取り組んできました。

江別エリアを中心に年間900棟近い住宅のリフォーム、新築などを担当する中で、船木建設の建築主任や大工が共通して感じているのは、

新築時に、正しく丁寧な施工で、住宅の品質と性能、耐久性の高い家を建てておかないと、住宅の劣化が早く進み、早ければ10年位で住まいに対する困りごと、不満、不安が出てきて、それ以降、何度も大きな費用がかかるリフォームをしなければ暮らし続けられない、ということです。

年間900棟近いリフォームを担当してきた船木建設の建築主任や大工は、お客様に、壁の中や床下の深刻なトラブルを、隠し事などお伝えする、ある意味ではつらい役目を担っています。お客様にとって想定以上のトラブルになっている家が少なくないのです。

だからこそ、新築を担当させていただく際は、正しく、丁寧な施工で、品質、省エネ性能、耐久性の高い家づくりをしなければ、と強く考えています。

森木健一社長の自邸を例に新築事例ご紹介

船木建設の新築住宅づくりは、自由設計の注文住宅です。お客様の要望を丁寧に伺い、性能、デザイン、間取り、住み心地、ご予算などさまざまな点を踏まえ、お客様のライフスタイルにあった住まいをご提案させていただいております。そのため、企画住宅のように、こんな家を建てます、といった具体的なものをお見せにくい面があります。

そこで、今回は、3代目社長、森木健一が設計し、船木建設の大工が建てた我が家を参考までにご紹介します。

外観です。

玄関を開けると

玄関ホールからLDKに向かいます。

一階のLDKです。自宅の床材は表面の質感が良く、側面のエッジ部分にも化粧が施されたダイケンのトリニティという製品を採用してみました。足裏の感触も、見た目も良くて満足しています。意匠性や機能性などいろいろな面で、気になる建材を我が家で試して、もしよければお客様にも提案したいと考えたわけです。

家全体としてはモダン系のシンプルなデザインを目指しましたが、天井の杉板も含め、木の質感がところどころにあると、居心地の良いやすらぐ空間になります。

個人的な好みでいえば、すっきりしたデザインの家が好きで、天井高は2,900もあります。バランスをとるため建具をハイスタッド仕様にしました。もちろんお客様の家を建てる際は、お客様の好みを第一にプランニングさせていただきます。

妻の要望はもちろん大切。特にキッチンは、妻と一緒にショールームに行き、何度も話し合って選びました。

キッチンで調理中も、家族の様子を見たり会話がしやすいと家事の時間も楽しめます。

キッチンからの眺めです。

水回りは見た目の美しさ、清潔感なども大事。

調理器具やお皿などの収納力も整理収納の面で大事ですね。

階段の位置は、玄関に設置するかリビングに設置するか、はお客さまともよく検討する点です。

我が家では、子どもが学校から帰ってきたとき、自分の部屋に行く前にリビングを通過する動線にしたい(子どもの日常の様子を見守りたい)という妻の要望を踏まえてリビング階段にしました。

収納力を高めると室内に家具をさほど置かなくてもよくなります。

白を基調にした室内でも、部分的に壁の色を変えるとアクセントになります。

低燃費空調システムエコブレスを実装

船木建設は低燃費空調システム「エコブレス」を新築のお客様に提案しています。

エコブレスは、床下に新鮮な空気を取り入れ、暖房機で温度をコントロールし、床のガラリなどから室内の空気を循環させることで、快適で新鮮な空気を家じゅうにゆるやかに対流させる仕組みです。

図:エコブレスのご紹介

このシステムを導入すると、光熱費削減と室内空気環境の改善、換気のダクトが不要になるので維持メンテナンスの手間が削減でき、室内に暖房機を設置する必要がなくなるなど数多くのメリットがあります。

しかし、どの住宅会社もこのエコブレスというシステムを導入できるというわけではありません。エコブレスというシステムをしっかり機能させるためには、建物の省エネ性能を示す外皮平均熱貫流率(UA値)は0.4W/m2K以下であるという条件がありますし、気密性能が低いと、換気と暖房のコントロールが計画通りに実現できないという意味で気密性能(C値)は、0.5cm2/m2を上回るという最低条件があります。

船木建設は、住宅の断熱・気密施工は、大工の経験が十分あって気密性能は0.1cm2/m2、0.2cm2/m2といった性能が出せますし、この自宅も気密測定の結果0.2cm2/m2でした。住宅の断熱・気密性能に関しては当社の施工力は十分な力があります。

その他にも住宅の断熱・気密への理解、第2種換気という仕組み、床下暖房などの理解も必要です。

住宅は省エネ性能や換気・暖房などはもちろん、生活動線や間取り、素材感、耐久性やメンテナンスのしやすさ、価格、30年以上たった時の家族構成なども想定したプランニングなどさまざまな気配りが必要です。

今後、新築の事例もホームページでご紹介していきます。
住宅の新築・リフォーム・リノベーションのことならなんでも船木建設にぜひご相談ください。