2004(平成16)年生まれ、江別出身の五十嵐匠です。小学生の頃にテレビ番組「大改造!!劇的ビフォーアフター」を見て、大工さんってかっこいいなと思ったのが大工を目指すきっかけでした。
札幌市東区にある札幌高等技術専門学院(技専)に入学し、大工の技術を2年間学びました。ハウスメーカーや工務店の方が企業説明会に来てくれたのですが、その中に船木建設の森木社長と現場管理の神さんがいて、お話が良かったのと、自宅からも近いこともあって2週間のインターンシップに行くことを決めました。
他社にインターンシップにいった同級生は割と見学や掃除などの体験が多かったようですが、私は外壁改修と浴室の解体作業というまさに実践を体験できたのもあって船木建設に入社することを決めました。振り返ると、幼稚園の頃、船木建設の感謝祭に家族で参加してかんな削りを体験させてもらった思い出もありました。
大工を目指す人は新築の仕事を選ぶ人が多いかもしれませんが、これからは新築よりもリフォームの方が需要が多いと思いますし、リフォームの方が知識や技術、経験が必要なので、リフォームの腕を身につければ良いかなという思いもありました。
入社してすぐ、社長が、のこぎりやノミ、鉋、バール、腰袋などの大工道具を購入し貸与してくれました。そして先輩に教わりながら外壁改修、和室の修繕などもやらせてもらうことから始まりました。現場によって教わる先輩大工さんも違います。
残業や休日出勤はほとんどないのですが、もし休日出勤した場合でもしっかりと代休をもらうことができます。現場によってやることがそれぞれ違いますし、身につけなければならないことはたくさんあります。先輩たちを見ていると動きに無駄がないというか、必要な場所だけの寸法をさっと測って、どんどん仕事を進めていくのですごいなと思います。
大工の仕事は、やることが毎回違うので面白いです。午前中と午後で現場が違うということもあります。私は今20歳ですが同期入社の大工に18歳の山田君もいますし、ベテラン、若手が揃っている会社だと思います。将来は自分一人で現場をこなせるような大工になりたいなと思っています。
趣味は筋トレです。健康のためにジムにも週3以上通っています。